10月21日、外メディアの報道によると、アップルモバイル・デバイスのスクリーン・プロバイダである日本のディスプレイ・カンパニー（JDI）の新最高経営責任者である菊岡稔（Minol Kikura）は、2021年にOLED画面を搭載したスマートフォンが主流になると発表した。
▲日本ディスプレイ会社最高経営責任者の菊岡稔
菊岡稔氏によると、OLEDパネルはより薄く、より省エネで、コントラストが高いものの、JDIのLCDパネルは価格優位性があり、2021年までにスマートフォン分野で競争力を維持するという。しかし、彼は今後、新しい技術が携帯電話業界を激変させる可能性があります。OLEDの画面が流行するので、JDIに残しておく時間はあまりないと予想しています。
アップルが2017年に初のOLED画面携帯をリリースすると、これはLCDの長期的な主導的地位の終結の始まりと見なされます。ほとんどの収入がアップルに依存しているJDIにとっては、同社は新画面の開発において後手になってしまったからです。
しかし、菊岡稔氏は、OLEDスクリーンの量産を遅らせた後、JDIはついにOLED初の製品の発売に近づいたと指摘していますが、詳細を明らかにすることを拒否しました。ただ、この製品はスマートフォンの画面には使えないということです。関係者によると、この製品はApple Watchに使われるという。
菊岡稔は今年9月に最高経営責任者に任命され、同社の株価と売上高はいずれも2014年の上場以来の最低水準となった。彼は新しい資金を調達できないと、同社は経営が行き詰まる可能性があると警告した。これに先立ち、アップルは2億ドルを出資する可能性があると報じられた。
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